1月10日週のニュース概観
(写真/PIXTA)
1月10日、三井不動産株式会社(以下、三井不動産)が同社としては初めて台湾でホテル事業を行う計画であると発表した。
発表された計画によると、三井不動産は現地デベロッパーの宏普建設股份有限公司(以下、宏普建設。1996年3月に台湾証取へ上場)と提携して事業を進めていくということで、まず宏普建設が台北市中心部、忠孝新生駅に至近の敷地約1,470㎡に地下5階地上17階、地上階延床面積約1.4万㎡、客室数約300室のホテルを開発し、完成したホテルを三井不動産グループが賃借して運営を行っていく。
当該ホテルの開業は2020年を見込んでおり、三井不動産は台湾内外の観光・ビジネス需要の取り込みに期待を示している他、今後も台湾でホテル、分譲住宅、物流施設等の開発を進める考えも同時に明らかにした。
なお三井不動産は事業ポートフォリオの分散化、安定化を図るため、2015年から2017年にかけて約5,500億円の海外投資を行う方針を示し実行している。台湾においては今回の案件の他、2016年1月に商業施設「三井アウトレットパーク 台湾林口」をオープンし、9月には同じく商業施設「(仮称)三井アウトレットパーク 台湾台中港」の開発に着手している(2018年オープン予定)。
1月10日週の物件開発動向だが、以下の3件の発表以外にも、トーセイ株式会社から東京都千代田区内神田で2017年冬にホテル開業予定であること、京浜急行電鉄株式会社からも東京都港区芝大門で2019年春開業を目指してホテル開発に乗り出すことがそれぞれ発表された。総じて、ホテル開発が依然として活発であることを感じさせる週だったと言えよう
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。