11月20日週のニュース概観
(写真/PIXTA)
11月24日、三菱地所株式会社及び三菱地所レジデンス株式会社が、現地企業と提携してオーストラリアでの住宅事業に参入すると発表した。三菱地所グループとしては初のオーストラリア住宅事業参入となる。
発表によると、両社は現地デベロッパー企業である Lendleaseと共同でメルボルン市中心部での大型タワーマンション開発に乗り出す。当該タワーマンションの規模は地上44階建て、総戸数719戸、延床面積約5.9万㎡というもので、11月末に着工して2020年に竣工を迎える予定。
三菱地所グループは1970年代から米英を中心として海外事業を展開してきたが、近年は旺盛な経済成長を背景にアジア太平洋地域での投資・開発も活発化させており、今年6月にはシンガポールとオーストラリアを投資対象とする不動産ファンドの立ち上げを発表している。
同じ11月24日、横浜市みなとみらい地区での再開発事業を推進するためにケネディクス株式会社が設立した特別目的会社に対し、パナホーム株式会社及び鹿島建設株式会社が事業パートナーとして出資することが判明した(以下、それぞれケネディクス、パナホーム、鹿島)。
ケネディクスの発表によると、当初同社が100%を占めていた当該特別目的会社の出資比率は、パナホーム40%、鹿島30%、ケネディクス30%へと変更される。
ケネディクスは今回の両社の開発計画への参入と出資により協業体制が整ったとし、再開発計画の具体化を加速させていく考え。
11月20日週の物件動向だが、主なものとして以下の2件の発表があった。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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