1月8日週のニュース概観
(写真/iStock)
1月10日、国際的なホテル運営大手マリオット・インターナショナルが、「Wホテル」ブランドを日本で初展開すると発表した。
発表によると、「Wホテル」ブランドを展開するのは、積水ハウス株式会社(以下、積水ハウス)が大阪市中央区南船場で開発を進めているホテルだという。
当該ホテルは地下1階地上27階、客室数337室という規模で、そこにマリオット・インターナショナルは2021年2月から「W OSAKA」ホテルを稼働させる。
ホテルの所有者となる積水ハウスは、ビジネスと観光のどちらの需要も取り込める当該ホテルの立地と世界規模で受け入れられている「Wホテル」ブランドと運営ノウハウが組み合わさることにより、国内外からの幅広いニーズの取り込みに期待を示している。
同じ1月10日、第一生命保険株式会社(以下、第一生命)が同社としては初の商業施設投資を決定した。
これまでにもオフィスや物流施設等幅広い用途の不動産に投資してきた第一生命だが、今回、更なるリスク・収益機会の分散を図るために商業施設投資への投資を決定したという。
第一生命初の商業施設投資の対象となるのは、千葉市稲毛区にあるイオンタウン稲毛長沼の底地。景気に左右されにくい生活密着型の食品スーパーの底地を獲得することで建物管理のコストも省き、安定的な賃料収入の獲得を目指していく。
また2017年12月下旬から2018年1月上旬にかけて三井物産プライベートリート投資法人、日神プライベートレジリート投資法人、ESRリート投資法人と3つの投資法人の組成が相次いだ。
このうち日神プライベートレジリート投資法人は、スポンサーの日神不動産株式会社がこれまでに出したリリースによると、初期運用資産規模200億~250億円で社宅や学生寮を含む賃貸マンションに特化した運営を行っていくという。
残り2投資法人についてはスポンサーとみられる企業が現時点でリリースを発表していないため詳細は不明だが、ESRリート投資法人についてはスポンサーとみられるESR株式会社の業態からして物流施設特化型になると推測される。
1月8日週の物件動向だが、特に目立つ発表はなかった。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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