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アクティビア・プロパティーズ投資法人 (3279)

J-REIT銘柄情報

3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人

アクティビア・プロパティーズ投資法人が第25期決算を発表、1口当たり実績分配金は9,365円

(2024/07/18)

アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第25期(2024年5月期)決算を発表した。 第25期は、「A-FLAG骨董通り」を売却した。オフィスの実質的な賃料発生稼働率は93.6ポイントと前期末より4.2ポイント改善、都内のオフィスについては、更改及び入替えともに賃料増額率がプラスに転じた。更にホテルや商業施設の歩合賃料の増加により、賃貸収益は増加したが、物件売却益が減少したため、前期比14%減益。自己投資口の消却により投資口数が1.9%減少したが、1口当たり分配金は9,365円と前期比2.6%減となった。 期末のポートフォリオは45物件、資産規模(取得額合計)は5,418億円、有利子負債比率は47.3%。 第26期(2024年11月期)は、オフィスの実質的な賃料発生稼働率が97.7%と更に4.1ポイント改善する想定だが、前期の物件売却益がなくなること、固都税や支払利息の増加により、前期比11.8%減益を見込む。内部留保より823百万円を取り崩すも、1口当たり分配金は9,300円と0.7%減となる見通し。 第27期(2025年5月期)は、オフィスの賃料やホテルの歩合賃料の増加により、前期予想比2.5%増益を見込む。内部留保取崩額を182百万円に減額し、1口当たり分配金は8,700円と前期予想比6.5%減となる見通し。 前期の決算発表時に、分配金下限目標を第26期までは物件売却益を活用し9,300円を維持すること、第27期以降は8,700円~9,300円の範囲で再検討することを示していたが、今回改めて第27期(2025年5月期)~第30期(2026年11月期)の分配金下限目標を8,700円に設定。長期的な安定配当のためには売却益を反映しない巡航ベースの分配金水準を下限目標とすることを発表した。

           
  第25期実績 第26期予想 前期比 第27期予想 前期比
営業収益 15,910百万円 15,525百万円 ▲2.4% 15,597百万円 0.5%
当期利益 7,416百万円 6,543百万円 ▲11.8% 6,708百万円 2.5%
分配金総額 7,418百万円 7,366百万円 ▲0.7% 6,890百万円 ▲6.5%
1口当たり分配金 9,365円 9,300円 ▲0.7% 8,700円 ▲6.5%

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