(2018/01/15)
日本プロロジスリート投資法人が、第10期(平成29年11月期)決算を発表した。 第10期は、投資口の追加発行を行い「プロロジスパーク茨木」等3物件を取得する一方、「プロロジスパーク多賀城」を売却。これによる売却益20億円の計上や賃貸収益の増加、前期の金利スワップ精算金がなくなることにより、前期比8.8%増益。利益超過分配を行わず、1口当たり分配金は4,668円となった。 期末のポートフォリオは37物件、資産規模(取得額合計)は5,167億円、有利子負債比率は36.9%。上場からちょうど5年を経て、資産規模5,000億円を達成した。 第11期(平成30年5月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期比19.5%減益を見込む。利益超過分配を再開するが、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,299円と前期を7.9%下回る見通し。 第12期(平成30年11月期)は、固都税や減価償却費の増加により、前期予想比0.6%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,277円となる見通し。 スポンサーのプロロジスの新規開発が進み、優先交渉権を付与した物件も積み上がっており、引き続き年間500億円程度の物件取得を見込む。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 19,287百万円 | 17,667百万円 | ▲8.4% | 17,785百万円 | 0.7% |
当期利益 | 9,601百万円 | 7,728百万円 | ▲19.5% | 7,678百万円 | ▲0.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,668円 | 3,757円 | ▲19.5% | 3,733円 | ▲0.6% |
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 542円 | - | 544円 | 0.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,668円 | 4,299円 | ▲7.9% | 4,277円 | ▲0.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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