(2021/11/29)
日本プロロジスリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は10ヶ月ぶり、今年2回目となる。 発行口数は84,290口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,210口。これにより発行後の投資口数は3.4%増の2,670,350口となる予定。 調達額は307億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「プロロジスパーク猪名川2」等、物流施設3物件、取得額は計577億円。これによりポートフォリオ全体の規模は7.6%増の8,160億円となる。 これらに伴い第19期(2022年5月期)業績予想を修正。新規3物件の収益が寄与し、7月に公表した業績予想に対し4.2%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は0.7%増となる。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,869円となる見通し。 併せて第20期(2022年11月期)業績予想を発表した。火災により再開発を行っていたプロロジスパーク岩沼1が竣工し、4月に建物を取得予定。稼働率の上昇等により前期予想比0.5%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,901円となる見通し。 なお、増資及び物件取得後の有利子負債比率は、37.8%と第17期(2021年5月期)と変わらない想定。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
プロロジスパーク猪名川2 | 兵庫県川辺郡 | 33,000百万円 | 4.40% | 蔵王特定目的会社 |
プロロジスパーク神戸5 | 兵庫県神戸市 | 9,500百万円 | 4.50% | 立山特定目的会社 |
プロロジスパーク海老名2 | 神奈川県海老名市 | 15,200百万円 | 4.00% | 南関東特定目的会社 |
合計 | 57,700百万円 | |||
第19期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 26,793百万円 | 25,261百万円 | 6.1% | |
当期利益 | 11,060百万円 | 10,618百万円 | 4.2% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,142円 | 4,113円 | 0.7% | |
1口当たり利益超過分配金 | 727円 | 698円 | 4.2% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,869円 | 4,811円 | 1.2% | |
第20期予想 | (第19期予想) | 増減率 | ||
営業収益 | 27,484百万円 | 26,793百万円 | 2.6% | |
当期利益 | 11,112百万円 | 11,060百万円 | 0.5% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,161円 | 4,142円 | 0.5% | |
1口当たり利益超過分配金 | 740円 | 727円 | 1.8% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,901円 | 4,869円 | 0.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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