(2022/07/15)
日本プロロジスリート投資法人が、第19期(2022年5月期)決算を発表した。 第19期は、投資口の追加発行を行い「プロロジスパーク猪名川2」等3物件を取得、また再開発を行っていた「プロロジスパーク岩沼」が竣工し建物を取得した。プロロジスパーク習志野5のテナント入替え等により期中平均稼働率は97.5%と前期より1.3ポイント低下したが、新規物件の収益が寄与し、前期比3.0%増益。投資口数3.4%増により、1口当たり利益分配金は前期比0.4%減となった。減価償却費の30%相当額より特別利益の一部を差し引いた1,770百万円を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,906円となった。 期末のポートフォリオは55物件、資産規模(取得額合計)は8,219億円、有利子負債比率は37.9%。 第20期(2022年11月期)は、期中平均稼働率98.1%と0.6ポイント改善する想定。プロロジスパーク岩沼の通期稼働や既存物件の賃料上昇により増収となるが、リーシング費用、固都税、水光熱費の増加により、前期比3.1%減益を見込む。水光熱費等の一時的な費用増加に伴い、利益超過分配金を減価償却費の32%程度に一時的に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,908円となる見通し。 第21期(2023年5月期)は、期中平均稼働率98.2%を想定。修繕費や水光熱費の増加により、前期予想比0.5%減益を見込む。水道光熱費等の一時的費用増加により、利益超過分配金を減価償却費の33%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,910円となる見通し。 引き続きスポンサーのプロロジス・グループの開発物件を取得し、年間500億~600億円の外部成長を継続する見込み。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 26,859百万円 | 27,534百万円 | 2.5% | 27,540百万円 | 0.0% |
当期利益 | 11,329百万円 | 10,974百万円 | ▲3.1% | 10,918百万円 | ▲0.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,243円 | 4,109円 | ▲3.2% | 4,089円 | ▲0.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 663円 | 799円 | 20.5% | 821円 | 2.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,906円 | 4,908円 | 0.0% | 4,910円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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