(2023/07/14)
日本プロロジスリート投資法人が、第21期(2023年5月期)決算を発表した。 第21期は、投資口の追加発行を行い、「プロロジスパーク猪名川1」等3物件を取得した。ポートフォリオの全体の期中平均稼働率は97.5%と前期より0.3ポイント低下したが、賃料上昇率は+5.4%を実現した。これらにより前期比1.3%増益。投資口数3.0%増加により、1口当たり利益分配金は前期比1.6%減となったが、減価償却費の30%相当の継続的利益超過分配に加え、水道光熱費の一時的な増加に対し、分配金の平準化を目的に一時的利益超過分配327百万円を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,940円と前期比0.3%増となった。 期末のポートフォリオは58物件、資産規模(取得額合計)は8,653億円、有利子負債比率は37.7%。 第22期(2023年11月期)は、2期連続となる投資口追加発行を行い、「プロロジスパーク草加」を取得。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は98.1%と前期より0.6ポイント上昇する想定。これらにより前期比7.0%増益を見込む。投資口数が3.3%増加するも、1口当たり利益分配金は3.7%増となる見込み。減価償却費の30%相当の継続的利益超過分配に加え、水道光熱費の増加に対する一時的利益超過分配187百万円を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,044円と前期比2.1%増となる見通し。 第23期(2024年5月期)は、水道光熱費や固都税の増加により、前期予想比0.3%減益を見込む。減価償却費の30%相当の継続的利益超過分配に加え、一時的利益超過分配252百万円を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,060円と前期予想比0.3%増となる見通し。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | 第23期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 28,753百万円 | 31,006百万円 | 7.8% | 31,007百万円 | 0.0% |
当期利益 | 11,183百万円 | 11,969百万円 | 7.0% | 11,937百万円 | ▲0.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,067円 | 4,216円 | 3.7% | 4,205円 | ▲0.3% |
1口当たり利益超過分配金 | 873円 | 828円 | -5% | 855円 | 3.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,940円 | 5,044円 | 2.1% | 5,060円 | 0.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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