(2018/04/16)
Oneリート投資法人が、第9期(平成30年2月期)決算を発表した。 第9期は、物件入替えを実施。「大博多ビル」「大同生命大宮ビル」「山上ビル」を取得する一方、「Jタワー」を売却することにより、ポートフォリオの分散とともにNOI利回りの向上を図った。賃貸収益が減少するが、Jタワーの売却益729百万円が寄与し、前期比43.9%増益。物件売却益のうち100百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は8,027円となった。 期末のポートフォリオは24物件、資産規模(取得額合計)は808億円、有利子負債比率は45.8%。 第10期(平成30年2月期)は、前期に取得した3物件が通期寄与するが、前期の売却益がなくなるため、前期比22.9%減益を見込み、1口当たり分配金は6,600円となる見通し。 第11期(平成30年8月期)は、修繕費等の減少により、前期予想比0.6%増益を見込み、1口当たり分配金は6,640円となる見通し。 当面の課題として、資産規模、築年数、投資エリア比率の3点を挙げる。早期に資産規模1,000億円を目指しながら、築年数の低下、東京経済圏の投資比率の上昇を図る意向。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,868百万円 | 3,242百万円 | ▲16.2% | 3,193百万円 | ▲1.5% |
当期利益 | 1,620百万円 | 1,249百万円 | ▲22.9% | 1,256百万円 | 0.6% |
分配金総額 | 1,519百万円 | 1,249百万円 | ▲17.8% | 1,256百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 8,027円 | 6,600円 | ▲17.8% | 6,640円 | 0.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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