(2019/04/15)
Oneリート投資法人が、第11期(2019年2月期)決算を発表した。 第11期は、投資口の追加発行を行い「東京パークサイドビル」等3物件を取得。前期の物件売却益がなくなる一方、3物件の賃貸収益や寄与し、前期比19.4%増益。投資口数が26.7%増加するも、1口当たり分配金は6,999円と前期を0.6%上回った。 期末のポートフォリオは26物件、資産規模(取得額合計)は1,022億円、有利子負債比率は46.2%。 第12期(2019年8月期)は、前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の増収が寄与する一方、固都税や資産運用報酬の増加により、前期比1.4%減益を見込み、1口当たり分配金は6,900円となる見通し。 第13期(2020年2月期)1口当たり分配金も6,900円となる見通し。 好調なオフィス市況を背景に、一定のテナント退去を見込むも、早期の埋め戻しを達成。またマーケット賃料の上昇により、賃料増額の変動額は前期比2倍強となった。 引き続き物件入替えによるポートフォリオ質的改善をしながら、資産規模2,000億円を目指す。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,870百万円 | 4,053百万円 | 4.7% | 3,988百万円 | ▲1.6% |
当期利益 | 1,679百万円 | 1,655百万円 | ▲1.4% | 1,655百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 6,999円 | 6,900円 | ▲1.4% | 6,900円 | 0.0% |
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