(2020/04/14)
Oneリート投資法人が、第13期(2020年2月期)決算を発表した。 第13期は「西五反田102ビル」を取得する一方、「CP10ビル」を売却した。賃貸収益の増加、物件売却益140百万円が寄与し、前期比11.5%増益。1口当たり分配金は7,889円となった。 期末のポートフォリオは26物件、資産規模(取得額合計)は1,035億円、有利子負債比率は45.7%。 第14期(2020年8月期)は「MY厚木ビル」を売却。売却益の減少に加え、新型コロナウイルスの影響により一定の退去を見込み、28百万円の減収を想定。これにより前期比1.7%減益を見込み、1口当たり分配金は7,750円となる見通し。 第15期(2021年2月期)は、引き続き新型コロナウイルスの影響により20百万円の減収を想定。また前期の物件売却益の反動減により、前期予想比7.9%減益を見込み、1口当たり分配金は7,140円となる見通し。 なお、新型コロナウイルスの影響から、商業施設の飲食系テナントより賃料減額要請も出ており、テナント個別の状況に応じて対応を検討していく。今後影響が長期化し予想分配金を下回る場合は、総額191百万円を内部留保の活用を検討する。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,227百万円 | 4,164百万円 | ▲1.5% | 4,011百万円 | ▲3.7% |
当期利益 | 1,891百万円 | 1,859百万円 | ▲1.7% | 1,712百万円 | ▲7.9% |
1口当たり分配金 | 7,889円 | 7,750円 | ▲1.8% | 7,140円 | ▲7.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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