(2020/10/15)
Oneリート投資法人が、第14期(2020年8月期)決算を発表した。 第14期は「MY厚木ビル」を売却。オフィスビルの賃料増額改定や修繕費の減少により、前期比1.4%増益。1口当たり分配金は7,994円となった。 コロナ禍の影響で、商業施設の賃料減額要請を受けたが、想定以下に収まり、業績への影響は限定的であった。 期末のポートフォリオは25物件、資産規模(取得額合計)は1,022億円、有利子負債比率は45.7%。 第15期(2021年2月期)は、前期の物件売却益の反動減に伴い、前期比7.2%減益を見込み、1口当たり分配金は7,420円となる見通し。 第16期(2021年8月期)は、コロナ禍の影響に伴う空室期間の長期化を想定し、平均稼働率を97.5%と保守的に見積もる。これにより前期予想比3.6%減益を見込み、1口当たり分配金は7,150円となる見通し。 引き続き中規模のオフィスビルを重点対象とし、物件入替えを継続しながら、東京圏の投資比率を高め、中期的に資産規模2,000億円を目指す。なお、当面商業施設は取得しない方針。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,167百万円 | 4,064百万円 | ▲2.5% | 3,992百万円 | ▲1.8% |
当期利益 | 1,917百万円 | 1,780百万円 | ▲7.1% | 1,715百万円 | ▲3.7% |
1口当たり分配金 | 7,994円 | 7,420円 | ▲7.2% | 7,150円 | ▲3.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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