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Oneリート投資法人 (3290)

J-REIT銘柄情報

3290 Oneリート投資法人

Oneリート投資法人が第15期決算を発表、1口当たり実績分配金(利益超過分配金含む)は7,605円

(2021/04/14)

Oneリート投資法人が、第15期(2021年2月期)決算を発表した。 第15期は匿名組合出資持分を取得し、オフィスビル3物件の優先交渉権を取得。解約違約金収入が増加する一方、前期の物件売却益の反動減、3月に売却したfab南大沢の減損損失802百万円計上により、前期比46.7%減益。税会不一致が発生するため、一時差異等調整引当額を計上し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,605円となった。 期末のポートフォリオは25物件、資産規模(取得額合計)は1,022億円、有利子負債比率は46.0%。 第16期(2021年8月期)は、物件入れ替えを行い「D'sVARIE本郷ビル」等3物件を取得する一方、「fab南大沢」等3物件を売却する。物件売却益873百万円の計上、前期の減損損失がなくなることにより、前期比151%増益を見込む。前期の一時差異等調整引当額の戻し入れを行い、1口当たり分配金は7,320円となる見通し。オフィスのテナント解約が過去平均の2倍程度に増加するため、平均稼働率は98.6%を想定するが、埋め戻しは堅調であり、中規模オフィスにおけるテナントの動きは一巡し、空室率は下げ止まると予測する。 第17期(2022年2月期)は、平均稼働率97.5%を想定。前期の物件売却益の反動減や、オフィスの空室による減収を反映し、前期予想比33%減益を見込む。1口当たり分配金は7,170円となる見通し。 なお、fab南大沢の売却により、オフィスの投資比率が100%となった。 当面商業施設を取得しない方針から、5月の投資主総会の承認を経て、投資対象をオフィスビルのみに変更する予定。

       
  第15期実績 第16期予想 前期比 第17期予想 前期比
営業収益 4,060百万円 4,834百万円 19.1% 3,918百万円 ▲18.9%
当期利益 1,022百万円 2,568百万円 151.3% 1,720百万円 ▲33.0%
分配金総額
(利益超過分配金を含む)
1,824百万円 1,757百万円 ▲3.7% 1,720百万円 ▲2.1%
1口当たり分配金
(利益超過分配金を含まない)
5,057円 7,320円 44.7% 7,170円 ▲2.0%
1口当たり
利益超過分配金
2,548円 0円 ▲100.0% 0円 -
1口当たり分配金
(利益超過分配金を含む)
7,605円 7,320円 ▲3.7% 7,170円 ▲2.0%

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