(2022/04/14)
Oneリート投資法人が、第17期(2022年2月期)決算を発表した。 第17期は、投資口の追加発行を行い「倉持ビルディング第一」等、オフィスビル6物件を取得した。期中平均稼働率は98.2%と前期より0.8ポイント低下した。新規物件が寄与し賃貸収益は増加したが、前期に物件売却益がなくなったため、前期比24.7%減益。投資口数11.9%増加により、1口当たり分配金は7,326円と前期比2.9%減となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は1,199億円、有利子負債比率は47.2%。 第18期(2022年8月期)は、東京パークサイドビルの大口テナント退去等により、期中平均稼働率96.7%と前期より1.5ポイント低下を想定する。前期に取得した物件が通期寄与するが、固都税や水光熱費、資産運用報酬の増加により、前期比7.2%減益を見込む。2021年9月に公表した前回予想に対する下振れ85百万円を内部留保より取り崩すも、1口当たり分配金は7,120円と前期比2.8%減となる見通し。 第19期(2023年2月期)は、期中平均稼働率97.2%と0.5ポイント上昇を想定するが、フリーレントを保守的に見積もり、前期予想比2.9%減益を見込む。1口当たり分配金は6,600円となる見通し。
第17期実績 | 第18期予想 | 前期比 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,384百万円 | 4,439百万円 | 1.3% | 4,405百万円 | ▲0.8% |
当期利益 | 1,966百万円 | 1,825百万円 | ▲7.2% | 1,771百万円 | ▲3.0% |
分配金総額 | 1,966百万円 | 1,910百万円 | ▲2.8% | 1,771百万円 | ▲7.3% |
1口当たり分配金 | 7,326円 | 7,120円 | ▲2.8% | 6,600円 | ▲7.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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