(2023/04/14)
Oneリート投資法人が、第19期(2023年2月期)決算を発表した。 第19期は、「フィールド北参道」を取得。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は98.0%と前期より0.1ポイント上昇したが、フリーレントを反映した実質稼働率は95.7%と前期より0.8ポイント低下した。新規物件が寄与したが、電気料や修繕費の増加により、前期比2.4%減益となり、1口当たり分配金は6,842円と前期比3.9%減となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は1,236億円、有利子負債比率は48.7%。 第20期(2023年8月期)は、期中平均稼働率は引き続き98%を想定するが、フリーレントを反映した実質稼働率は95.9%と前期より0.2ポイント上昇する想定。前期に取得した物件が通期寄与するが、電気料や固都税等の増加により、前期比5.1%減益を見込み、1口当たり分配金は6,490円となる見通し。なお、政府の電気料負担軽減措置により電気料収支が改善し、12月に公表した業績予想に対し6%増益となる予想。 第21期(2024年2月期)は、一定のテナント退去を見込み、期中平均稼働率は97.8%と前期予想より0.2ポイント低下、実質稼働率は95.2%と前期予想より0.7ポイント低下を想定する。政府の電気料負担軽減措置やテナントへの転嫁により電気料収支は改善するが、稼働率低下による減収や金融コストの増加を織り込み、前期予想比1.1%減益を見込み、1口当たり分配金は6,420円となる見通し。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,598百万円 | 4,653百万円 | 1.2% | 4,595百万円 | ▲1.2% |
当期利益 | 1,836百万円 | 1,742百万円 | ▲5.1% | 1,723百万円 | ▲1.1% |
1口当たり分配金 | 6,842円 | 6,490円 | ▲5.1% | 6,420円 | ▲1.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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