(2023/10/16)
Oneリート投資法人が、第20期(2023年8月期)決算を発表した。 第20期における物件取得はなし。フリーレントを反映した実質的な期中平均稼働率96.1%と前期より0.4ポイント上昇した。前期に取得した物件が通期寄与したが、固都税や減価償却費、支払利息等の増加により、前期比0.3%減益。1口当たり分配金は6,821円となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は1,236億円、有利子負債比率は48.6%。 第21期(2024年2月期)は、フリーレントを反映した実質的な期中平均稼働率が96.2%と前期より0.1ポイント上昇する想定。一部テナント退去による減収、修繕費や支払利息の増加により、前期比3.5%減益を見込み、1口当たり分配金は6,580円となる見通し。 第22期(2024年8月期)は、フリーレントを反映した実質的な期中平均稼働率が95.3%と前期予想より0.9ポイント低下する想定。修繕費が減少する一方、賃貸収入の減少、水道光熱費の増加により、前期予想比2.6%減益を見込み、1口当たり分配金は6,410円となる見通し。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,636百万円 | 4,599百万円 | ▲0.8% | 4,595百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 1,831百万円 | 1,766百万円 | ▲3.5% | 1,720百万円 | ▲2.6% |
1口当たり分配金 | 6,821円 | 6,580円 | ▲3.5% | 6,410円 | ▲2.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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