(2018/04/09)
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2年ぶり。 発行口数は2,128,200口、オーバーアロットメントによる売出口数は51,900口。これにより発行後の投資口数は33.7%増の8,643,356口となる予定。 調達額は約300億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「西新宿プライムスクエア」等、オフィスビル4物件、取得額は計600億円。3月公表した物件入替えを含め、ポートフォリオ全体の規模は36%増の2,204億円となる。 これらに伴い第8期(平成30年4月期)業績予想を修正。仙台本町ビルの売却益274百万円が寄与し、12月に公表した業績予想に対し7.8%増益を見込む。投資口8分割により、1口当たり分配金は391円となる見通し。 併せて第9期(平成30年10月期)業績予想を発表。上記4物件含めた5物件の賃貸収益、仙台本町ビルの残り売却益413百万円が寄与し、前期予想比45.5%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は426円と前期予想を9%上回る見通し。
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 鑑定NOI 利回り |
売主 |
西新宿プライムスクエア | 東京都新宿区 | 34,835百万円 | 3.60% | 4.29% | アウル特定目的会社 |
麹町クリスタルシティ | 東京都千代田区 | 6,405百万円 | 3.70% | 4.22% | 合同会社スワロープロパティ |
プライムタワー新浦安 | 千葉県浦安市 | 11,860百万円 | 4.40% | 5.24% | 合同会社マリーンプロパティ |
テクノウェイブ100 | 神奈川県横浜市 | 6,900百万円 | 5.10% | 7.08% | 合同会社ベイスタープロパティ |
合計 | 60,000百万円 | ||||
第8期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 6,375百万円 | 6,058百万円 | 5.2% | ||
当期利益 | 2,529百万円 | 2,346百万円 | 7.8% | ||
1口当たり分配金 | 391円 | 363円 | 7.7% | ||
第9期予想 | (第8期予想) | 増減率 | |||
営業収益 | 8,506百万円 | 6,375百万円 | 33.4% | ||
当期利益 | 3,679百万円 | 2,529百万円 | 45.5% | ||
1口当たり分配金 | 426円 | 391円 | 9.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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