(2019/06/17)
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が、第10期(2019年4月期)決算を発表した。 第10期は、「CSタワーアネックス」を売却した。既存物件の稼働率上昇、賃料増額、物件売却益149百万円が寄与するが、前期より売却益が減少したため、前期比6.8%減益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は409円となった。 期末のポートフォリオは18物件、資産規模(取得額合計)は2,201億円、有利子負債比率は49.4%。 第11期(2019年10月期)は、投資口の追加発行を行い「音羽プライムビル」と「テクノウェイブ100」の追加持分を取得。これによる賃貸収益や既存物件の増収が寄与するが、前期の物件売却益がなくなることや、固都税の増加等により、前期比5.5%減益を見込む。投資口数3%増により、1口当たり分配金は376円と前期比8%減なる見通し。 第12期(2020年4月期)は、既存物件の増収、季節変動に伴う水道光熱費の減少等により、前期予想比1.9%増益を見込み、1口当たり分配金は383円となる見通し。 引き続き、年率2%程度の内部成長によって、中期目標である「3年程度で巡航分配金水準400円~430円」の達成を目指す。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,341百万円 | 8,584百万円 | 2.9% | 8,568百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 3,538百万円 | 3,343百万円 | ▲5.5% | 3,407百万円 | 1.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
399円 | 376円 | ▲5.8% | 383円 | 1.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 10円 | 0円 | - | 0円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
409円 | 376円 | ▲8.1% | 383円 | 1.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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