(2023/03/20)
野村不動産マスターファンド投資法人が、物件売却を行う。 売却する物件は、「NMF名古屋柳橋ビル」等、オフィスビル1物件、住宅8物件の計9物件、売却額は計106.93億円。築年経過による修繕費の増加や競争力低下リスクを背景に売却を決定した。売却先は非開示。 これに伴い第16期(2023年8月期)業績予想を修正。公表済を併せて9物件の取得、11物件の売却を行う。売却益4,339百万円計上により、10月に公表した業績予想に対し30%増益を見込む。のれん償却費を加算する一方、売却益の一部を内部留保とし、1口当たり分配金は3,402円と4.3%増となる見通し。
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価 (売却時想定) |
差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
NMF名古屋柳橋ビル | 愛知県名古屋市 | 4,410百万円 | 2,520百万円 | 1,890百万円 | 非開示 |
プライムアーバン代々木 | 東京都渋谷区 | 6,283百万円 | 339百万円 | 1,827百万円 | 非開示 |
プライムアーバン西新宿Ⅱ | 東京都新宿区 | 803百万円 | |||
プライムアーバン三軒茶屋Ⅲ | 東京都世田谷区 | 708百万円 | |||
プライムアーバン品川西 | 東京都品川区 | 502百万円 | |||
プライムアーバン駒込 | 東京都豊島区 | 440百万円 | |||
プライムアーバン葛西Ⅱ | 東京都江戸川区 | 849百万円 | |||
プライムアーバン浅草 | 東京都台東区 | 379百万円 | |||
プライムアーバン行徳駅前 | 千葉県市川市 | 433百万円 | |||
合計 | 10,693百万円 | 6,973百万円 | 3,717百万円 | ||
第16期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 43,882百万円 | 38,923百万円 | 12.7% | ||
当期利益 | 16,683百万円 | 12,756百万円 | 30.8% | ||
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含まない) |
3,402円 | 2,704円 | 25.8% | ||
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 557円 | ▲100.0% | ||
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
3,402円 | 3,261円 | 4.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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