(2020/04/17)
三菱地所物流リート投資法人が、第7期(2020年2月期)決算を発表した。 第7期は、投資口の追加発行を行い「MJロジパーク春日井1」等、物流施設及び底地計5物件を取得し、前期比34.7%増益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、投資口数が24.4%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,907円と前期比6.9%増となった。 期末のポートフォリオは15物件、1,137億円、有利子負債比率は30%。 第8期(2020年8月期)は、固都税や資産運用報酬が増加する一方、前期に取得した物件の通期稼働、投資口発行費用の減少等により、前期比0.3%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,947円と0.7%増となる見通し。 第9期(2021年2月期)は、賃料増額による増収を見込むも、リーシング費用や修繕費の増加により、前期予想比1.2%減益を見込む。利益超過分配を減価償却費の34%と一時的に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,968円と前期予想比0.4%増となる見通し。 引き続き公募増資と低いレバレッジを活用し、1口当たり分配金の成長を図りながら、中期目標である資産規模2,000億円を目指す。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,200百万円 | 3,346百万円 | 4.6% | 3,375百万円 | 0.9% |
当期利益 | 1,632百万円 | 1,637百万円 | 0.3% | 1,616百万円 | ▲1.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,338円 | 5,353円 | 0.3% | 5,286円 | ▲1.3% |
1口当たり利益超過分配金 | 569円 | 594円 | 4.4% | 682円 | 14.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,907円 | 5,947円 | 0.7% | 5,968円 | 0.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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