(2021/04/15)
三菱地所物流リート投資法人が、第9期(2021年2月期)決算を発表した。 第9期は、投資口の追加発行を行い「ロジクロス名古屋笠寺」等、物流施設5物件を取得。これにより前期比25.3%増益。投資口数が13.9%増加するも、1口当たり利益分配金は前期比10%増加。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,619円となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模(取得額合計)は1,421億円、有利子負債比率は31.4%。 第10期(2021年8月期)は、2期連続となる投資口の追加発行を行い「ロジクロス習志野」等、物流施設及び底地の計5物件を取得。これにより前期比12.6%増益を見込む。投資口数が12.3%増加するも、1口当たり利益分配金は0.3%増加する。利益超過分配を減価償却費の31.9%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,685円となる見通し。 第11期(2022年2月期)は、第10期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比6.7%増益を見込む。減価償却費の31.9%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,099円となる見通し。 資産規模が1,704億円となり目標である2,000億円が視野に入ってきたことから、次の展開として資産規模3,000億円を目指す。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,203百万円 | 4,941百万円 | 17.6% | 5,035百万円 | 1.9% |
当期利益 | 2,073百万円 | 2,335百万円 | 12.6% | 2,492百万円 | 6.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含まない) |
5,953円 | 5,969円 | 0.3% | 6,372円 | 6.8% |
1口当たり 利益超過分配金 |
666円 | 716円 | 7.5% | 727円 | 1.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
6,619円 | 6,685円 | 1.0% | 7,099円 | 6.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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