(2022/04/15)
三菱地所物流リート投資法人が、第11期(2022年2月期)決算を発表した。 第11期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働や既存物件の賃料増額による増収、投資口及び投資法人債の発行費用の減少により、前期比6.7%増益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,174円となった。 期末のポートフォリオは22物件、資産規模(取得額合計)は1,704億円、有利子負債比率は32.4%。 第12期(2022年8月期)は、投資口の追加発行を行い「ロジポート川崎ベイ」等2物件を取得。これにより前期比16.4%増益を見込む。投資口数が15%増加するも、1口当たり利益分配金は1.2%増となる。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,307円となる見通し。 第13期(2023年2月期)は、前期の投資口発行費用がなくなるため、前期予想比4.8%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,628円となる見通し。 資産規模2,000億円を達成したことから、引き続きスポンサーである三菱地所や外部の優先交渉権を活用し、資産規模3,000億円を目指す。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,028百万円 | 6,198百万円 | 23.3% | 6,224百万円 | 0.4% |
当期利益 | 2,540百万円 | 2,957百万円 | 16.4% | 3,100百万円 | 4.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,495円 | 6,574円 | 1.2% | 6,890円 | 4.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 679円 | 733円 | 8.0% | 738円 | 0.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,174円 | 7,307円 | 1.9% | 7,628円 | 4.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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