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タカラレーベン不動産投資法人 (3492)

J-REIT銘柄情報

3492 タカラレーベン不動産投資法人

タカラレーベン不動産投資法人が第6期決算、ラグゼナ門真の取得を発表

(2021/04/13)

タカラレーベン不動産投資法人が、第6期(2021年2月期)決算を発表した。 第6期は「盛岡駅前通ビル」等オフィスビル3物件、都市型商業施設1物件の持分を売却した。売却した物件の賃貸収入が減少する一方、物件売却益186百万円が寄与し、前期比5.5%増益。分配金の平準化を目的として、物件売却益より55百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,100円と前期比2.3%増となった。コロナ禍に伴う賃料減免額は、前期の76百万円から当期は22百万円へ大幅縮小。ホテルオペレーターと10月に解約したアリエッタホテル名古屋は、3月に新規オペレーターと契約し、5月にリブランドオープンする予定。 期末のポートフォリオは33物件、資産規模(取得額合計)は818億円、有利子負債比率は46.0%。 併せて「ラグゼナ門真」をスポンサーであるタカラレーベンより取得することを発表した。 物件は、京阪線及び大阪モノレール門真駅より徒歩3分に位置する、2020年11月竣工、15階建の単身者向けマンション。総戸数154戸、稼働率は98.8%。取得額は20億円。 第7期(2021年8月期)は、上記物件含め5物件を取得、「Almost Blue」の残り持分を売却する。これに伴う賃貸収益の増加、物件売却益416百万円が寄与し、前期比2.8%増益を見込む。物件売却益より84百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,100円と前期と同額となる見通し。 第8期(2022年2月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益の反動減により、前期予想比19.9%減益を見込む。内部留保より126百万円を取崩し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,900円となる見通し。 スポンサーであるタカラレーベンの開発物件を中心に、公募増資を伴う外部成長によって、引き続き中期目標である1口当たり分配金3,500円を目指す。

           
  第6期実績 第7期予想 前期比 第8期予想 前期比
営業収益 2,874百万円 2,979百万円 3.7% 2,570百万円 ▲13.7%
当期利益 1,476百万円 1,517百万円 2.8% 1,215百万円 ▲19.9%
分配金総額 1,433百万円 1,433百万円 0.0% 1,341百万円 ▲6.4%
1口当たり分配金
(第8期は利益超過分配金含む)
3,100円 3,100円 0.0% 2,900円 ▲6.5%
<取得>          
物件名称 ラグゼナ門真    
所在地 大阪府門真市元町    
取得金額 2,000百万円    
鑑定NOI利回り 4.8%    
還元利回り 4.4%    
竣工時期 2020年11月1日    
取得日 2021年4月13日    
売主 (株)タカラレーベン    

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