(2022/03/17)
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(IAL)が、第7期(2022年1月期)決算を発表した。 第7期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働により、前期比4.5%増益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,755円となった。 期末のポートフォリオは12物件、資産規模(取得額合計)は1,114億円、有利子負債比率は40.9%。 また伊藤忠グループの不動産投資事業再編の一環として、IALの資産運用会社(伊藤忠リート・マネジメント)と、アドバンス・レジデンス投資法人の資産運用会社(ADインベストメント・マネジメント)が6月に合併する。 これに併せて、IALの名称を「アドバンス・ロジスティクス投資法人」に変更、また第9期より決算期間を1月/7月から2月/8月に変更する(いずれも4月27日開催予定の投資主総会における承認が必要)。 第8期(2022年7月期)は、固都税の増加等により、前期比2.8%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,689円となる見通し。 第9期(2023年2月期)より、2月/8月決算となるため、第9期の運用期間は2022年8月~2023年2月の7ヶ月間となる。これにより当期利益は1,664百万円となる。減価償却費の29.9%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,239円(6ヶ月換算で2,723円)となる見通し。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,178百万円 | 3,173百万円 | ▲0.2% | 3,705百万円 | - |
当期利益 | 1,413百万円 | 1,374百万円 | ▲2.8% | 1,664百万円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,356円 | 2,290円 | ▲2.8% | 2,774円 | - |
1口当たり利益超過分配金 | 399円 | 399円 | 0.0% | 465円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,755円 | 2,689円 | ▲2.4% | 3,239円 | - |
(※第9期の運用期間は7ヶ月間) |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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