(2022/09/14)
アドバンス・ロジスティクス投資法人が、第8期(2022年7月期)決算を発表した。 第8期における物件取得はなし。6月に伊藤忠グループの資産運用会社の合併を行い、併せて投資法人名称を変更した。固都税の増加により、前期比1.7%減益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,715円となった。 期末のポートフォリオは12物件、資産規模(取得額合計)は1,114億円、有利子負債比率は41.1%。 第9期(2023年2月期)は、決算期が1月/7月から2月/8月に変更となる。運用期間が7ヶ月間の変則となるため、前期比19.9%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,239円(6ヶ月試算で2,723円)となる見通し。 第10期(2023年8月期)は、運用期間が6ヶ月間に戻る。当期利益は第8期比0.4%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,725円となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模2,000億円を目指す。 また資産運用会社の合併により、物件情報及び取得機会の拡大を図るとともに、運用体制及び人材育成を強化する。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,182百万円 | 3,735百万円 | 17.4% | 3,200百万円 | ▲14.3% |
当期利益 | 1,389百万円 | 1,665百万円 | 19.9% | 1,394百万円 | ▲16.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,316円 | 2,775円 | 19.8% | 2,324円 | ▲16.3% |
1口当たり利益超過分配金 | 399円 | 464円 | 16.3% | 401円 | ▲13.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,715円 | 3,239円 | 19.3% | 2,725円 | ▲15.9% |
(※第9期の運用期間は7ヶ月間) |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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