(2024/10/21)
日本都市ファンド投資法人が、第45期(2024年8月期)決算を発表した。 第45期は、「JMFレジデンス浅草橋三丁目」等、住宅8物件を取得する一方、「イオンモール札幌苗穂」の20%を売却した。これにより賃貸収益は増加したが、物件売却益が減少したため、前期比2.0%減益。内部留保及び一時差異等調整積立金より計395百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,306円と前期比1.6%増となった。 期末のポートフォリオは141物件、資産規模(取得額合計)は1兆2,270億円、有利子負債比率は44.2%。 第46期(2025年2月期)は、投資口の追加発行を行い、「ユニモちはら台」等4物件を取得する一方、「イトーヨーカドー綱島店」の一部等2物件を売却する。物件売却益3,488百万円が寄与し、前期比23.9%増益を見込む。内部留保より540百万円を取崩し、投資口数が3.1%増加するも、1口当たり分配金は2,780円と前期比20.6%増となる見通し。 第47期(2025年8月期)は、「クロス向ヶ丘」等2物件を取得する一方、「イトーヨーカドー綱島店」の残持分等2物件を追加売却する。物件売却益の減少により、前期予想比2.9%減益を見込む。内部留保より525百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,700円と前期予想比2.9%減となる見通し。 今後の目標として、1口当たり利益(売却益除く)2,400円、更に売却益を原則全額分配する方針で、1口当たり分配金2,700円以上を目指す。併せてNAVの成長により、トータルリターンの向上を目指す。
第45期実績 | 第46期予想 | 前期比 | 第47期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 40,836百万円 | 45,747百万円 | 12.0% | 45,851百万円 | 0.2% |
当期利益 | 15,696百万円 | 19,454百万円 | 23.9% | 18,894百万円 | ▲2.9% |
分配金総額 | 16,092百万円 | 19,996百万円 | 24.3% | 19,420百万円 | ▲2.9% |
1口当たり分配金 | 2,306円 | 2,780円 | 20.6% | 2,700円 | ▲2.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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