(2020/06/18)
プレミア投資法人が、第35期(2020年4月期)決算を発表した。 第35期における物件取得はなし。修繕費や支払利息の減少により、前期比2.9%増益、1口当たり分配金は2,872円となった。 期末のポートフォリオは59物件、資産規模(取得額合計)は2,437億円、有利子負債比率は44.6%。 新型コロナウイルスの影響は、店舗区画の一部テナントより賃料減免等の要請があるが、店舗の投資比率が賃料ベースで4.9%と低いため、業績への影響は限定的。 第36期(2020年10月期)は「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」を取得する一方、「アーバンネット市ヶ谷ビル」を売却する。新型コロナウイルスに伴う賃料減免やテナント退去による影響で90百万円の減収を想定するが、物件取得による賃貸収益や物件売却益計上により、前期比0.1%増益、1口当たり分配金は2,875円となる見通し。 第37期(2021年4月期)は、季節変動に伴う水光熱費収入の減少、前期の物件売却益の反動減により、前期予想比2.3%減益を見込み、1口当たり分配金は2,810円となる見通し。
第35期実績 | 第36期予想 | 前期比 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,249百万円 | 9,511百万円 | 2.8% | 9,247百万円 | ▲2.8% |
当期利益 | 3,782百万円 | 3,786百万円 | 0.1% | 3,701百万円 | ▲2.2% |
1口当たり分配金 | 2,872円 | 2,875円 | 0.1% | 2,810円 | ▲2.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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