スマートフォン版を表示

グローバル・ワン不動産投資法人 (8958)

J-REIT銘柄情報

8958 グローバル・ワン不動産投資法人

グローバル・ワン不動産投資法人が第42期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,528円

(2024/11/19)

グローバル・ワン不動産投資法人が、第42期(2024年9月期)決算を発表した。 第42期は、「大手町ファーストスクエア」の一部を追加売却した。横浜プラザビルの大口テナント退去により、ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.2%と前期より1.0ポイント低下。既存物件のフリーレント解消により賃貸収益は増加したが、物件売却益の減少により、前期比16%減益。自己投資口の消却を行い投資口数が1.9%減少する一方、280百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,528円と前期比14.6%減となった。 期末のポートフォリオは15物件、資産規模(取得額合計)は2,061億円、有利子負債比率は45.2%。 第43期(2025年3月期)は、「大手町ファーストスクエア」の残持分、「アルカセントラル」の一部を売却する。ポートフォリオ全体の期末稼働率は98.4%と前期より2.2ポイント回復する想定。売却した物件や横浜プラザビルの賃貸収益が減少するが、物件売却益の大幅増加により、前期比14.7%増益を見込む。売却益を全額分配、更に17百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,238円と前期比28%増となる見通し。横浜プラザビルは稼働率が第42期に83.5%に低下したが、スポンサーである明治安田生命が入居する予定で、第43期に100%へ回復する見込み。 第44期(2025年9月期)は、「アルカセントラル」の一部を追加売却する。売却した物件の賃貸収益や売却益の減少により、前期予想比12.6%減益を見込む。差引き281百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,535円と前期予想比21%減となる見通し。 稼働率及び賃料上昇や物件取得により、引き続き1口当たり巡航分配金2,400円を目指す方針。 なお、2025年9月に主要テナントが退去予定の品川シーサイドウエストタワーは、10フロアの埋め戻しには相応のフリーレント期間を要する見込みから、売却する方向性を示す。

           
  第42期実績 第43期予想 前期比 第44期予想 前期比
営業収益 6,486百万円 6,870百万円 5.9% 6,303百万円 ▲8.3%
当期利益 2,816百万円 3,231百万円 14.7% 2,824百万円 ▲12.6%
分配金総額 2,535百万円 3,248百万円 28.1% 2,542百万円 ▲21.7%
1口当たり分配金 2,528円 3,238円 28.1% 2,535円 ▲21.7%

グローバル・ワン不動産投資法人の記事を最新5件
2024/09/27
グローバル・ワン不動産投資法人がアルカセントラルを売却、業績予想を修正
2024/09/02
グローバル・ワン不動産投資法人が1口当たり予想分配金を修正
2024/06/25
グローバル・ワン不動産投資法人が自己投資口の取得を発表
2024/05/16
グローバル・ワン不動産投資法人が第41期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,959円
2023/11/16
グローバル・ワン不動産投資法人が第40期決算、ダイビルと物件交換を発表
  • PR

  • PR

決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 日本プロロジス +1.86%
2 大和ハウスリート +1.82%
3 CREロジ +1.77%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。