(2018/08/22)
インヴィンシブル投資法人(INV)が、第30期(2018年6月期)決算を発表した。 第30期は「ホテルマイステイズ横浜関内」等6物件を取得する一方、「レキシントン・プラザ西五反田」等6物件を売却し、入替えを促進した。 NOI及び物件売却益の増加、融資関連費用や投資口発行費用の減少により、前期比5.7%増益。物件売却益のうち756百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は1,430円と前期を8.6%下回った。 期末のポートフォリオは126物件、資産規模(取得額合計)は3,638億円、有利子負債比率は50.6%。またスポンサーであるフォートレスグループを買収したソフトバンクが、INVの資産運用会社の株式20%を取得した。 第31期(2018年12月期)は、投資口の追加発行を行い、国内のホテル4物件、ケイマン諸島のリゾートホテル2物件を匿名組合出資を通して取得する。 これにより、前期比4.9%増益を見込む。内部留保756百万円を取り崩すとともに、利益超過分配959百万円を行うことによって、投資口数が20%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,683円と前期を17.7%上回る見通し。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,104百万円 | 14,278百万円 | 9.0% |
当期利益 | 7,721百万円 | 7,960百万円 | 3.1% |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
6,854百万円 | 9,674百万円 | 41.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
1,430円 | 1,516円 | 6.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 167円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
1,430円 | 1,683円 | 17.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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