(2023/02/22)
インヴィンシブル投資法人が、第39期(2022年12月期)決算を発表した。 第39期は、ホテルエピナール那須の近接地を追加取得した。 主要テナントであるマイステイズ・ホテル・マネジメントとの賃貸借契約は、7月~9月は固定賃料を原契約の約44%減額したが、10月~12月は固定賃料は減額せず満額を受領し、更に変動賃料が発生した。 国内の変動賃料のホテル75物件のRevPER(客室当たり単価)は7,744円と前年同期比93%増(コロナ禍前の2019年比では17%減)、またケイマン島のホテル2物件の運営委託収益も大幅増加した。これにより前期比400%増となり、第33期(2020年12月期)以来6期ぶりに売却益無しで黒字化し、1口当たり分配金は832円となった。 期末のポートフォリオは128物件、資産規模(取得額合計)は4,914億円、有利子負債比率は48.7%。 第40期(2023年6月期)は、国内の変動賃料のホテル75物件のRevPERは7,368円と前年同期比60%増、前期比4.9%減を想定する。前期予想比8.3%減益を見込み、1口当たり分配金は763円となる見通し。 第41期(2023年12月期)は、国内の変動賃料のホテル75物件のRevPERは8,810円と前年同期比13.8%増、前期予想比19.6%増を想定する。前期予想比35%増益を見込み、1口当たり分配金は1,037円となる見通し。
第39期実績 | 第40期予想 | 前期比 | 第41期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,929百万円 | 11,690百万円 | ▲2.0% | 13,469百万円 | 15.2% |
当期利益 | 5,075百万円 | 4,656百万円 | ▲8.3% | 6,324百万円 | 35.8% |
1口当たり分配金 | 832円 | 763円 | ▲8.3% | 1,037円 | 35.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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