(2020/09/14)
日本ロジスティクスファンド投資法人が、第30期(2020年7月期)決算を発表した。 第30期は「白井物流センター」を取得する一方、「多治見物流センター」「八千代物流センターⅢ」を売却した。2物件の物件売却益計56億円が寄与し、前期比114%増益。物件売却益のうち856百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は9,830円と前期比95%増となった。 期末のポートフォリオは49物件、資産規模(取得額合計)は2,695億円、有利子負債比率は43.1%。 併せて「浦安物流センター」を建替えることを発表した。未消化容積率を活用し、4階建の物流施設を2022年7月に建てる。建替え後の賃貸面積及びNOIは従来の約3.8倍となり、NOI利回りは5.6%を想定。解体工事費は454百万円、建築費は6,549百万円を見込む。 第31期(2021年1月期)は、前期の物件売却益がなくなることや、浦安物流センターの固定資産除却損247百万円発生により、前期比58%減益を見込む。内部留保より258百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,800円となる見通し。 第32期(2021年7月期)は、「愛西物流センター」を取得する。浦安物流センターの解体費用207百万円、千葉北物流センターのリニューアル工事費用248百万円発生により、前期予想比5.8%減益を見込む。内部留保より493百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,800円と前期予想と同額となる見通し。 引き続き、中期目標である1口当たり分配金5,000円を目指す。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,036百万円 | 9,131百万円 | ▲39.3% | 9,119百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 9,752百万円 | 4,086百万円 | ▲58.1% | 3,851百万円 | ▲5.8% |
分配金総額 | 8,896百万円 | 4,344百万円 | ▲51.2% | 4,344百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 9,830円 | 4,800円 | ▲51.2% | 4,800円 | 0.0% |
<再開発> | |||||
物件名称 | 浦安物流センター(建物) | ||||
所在地 | 千葉県浦安市港 | ||||
建築費 | 6,549百万円 | ||||
想定NOI利回り | 5.57% | ||||
竣工時期 | 2022年7月 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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