(2020/10/16)
福岡リート投資法人が、第32期(2020年8月期)決算を発表した。 第32期は、「東比恵ビジネスセンターⅢ」等、3物件を取得。これによる収益が寄与するが、コロナ禍を要因として、ポートフォリオの58%を占める商業施設の賃料減免、支払猶予、売上歩合賃料の減少等により、前期比10.8%減益となり、1口当たり分配金は3,250円となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は2,019億円、有利子負債比率は41.4%。 第33期(2021年2月期)は、キャナルシティ博多のラオックス閉店による空室が発生するが、国内来場客の回復による商業施設の売上げ増加や、前期に取得した物件の通期稼働により、前期比1.6%増益を見込み、1口当たり分配金は3,300円となる見通し。 第34期(2021年8月期)は、ラオックスの跡区画にニトリが開店予定。引き続き商業施設の売上げ増加を想定し、前期予想比6.1%増益を見込み、1口当たり分配金は3,500円となる見通し。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,518百万円 | 8,903百万円 | 4.5% | 9,127百万円 | 2.5% |
当期利益 | 2,586百万円 | 2,627百万円 | 1.6% | 2,786百万円 | 6.1% |
1口当たり分配金 | 3,250円 | 3,300円 | 1.5% | 3,500円 | 6.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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