(2021/04/15)
福岡リート投資法人が、第33期(2021年2月期)決算を発表した。 第33期における物件取得はなし。コロナ禍を要因とする賃料減免額が、前期の259百万円に対し当期は84百万円に縮小した。前期に取得した3物件の通期稼働、商業施設の売上げ回復に伴う歩合賃料増加により、前期比3.4%増益となり、1口当たり分配金は3,361円となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は2,019億円、有利子負債比率は41.3%。 第34期(2021年8月期)は、「天神西通りビジネスセンター」の底地を取得し、「キャナルシティ博多」の一部である「グランドハイアット福岡」を売却する。売却する物件の賃貸収益が減少するが、新規物件の収益寄与、物件売却益95百万円により、前期比4.2%増益を見込み、1口当たり分配金は3,500円となる見通し。 第35期(2022年2月期)は、前期の物件売却益がなくなる一方、新規物件の通期稼働、賃貸事業費用の減少により、当期利益は前期予想と同水準を見込み、1口当たり分配金は3,500円となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,904百万円 | 8,979百万円 | 0.8% | 8,724百万円 | ▲2.8% |
当期利益 | 2,675百万円 | 2,786百万円 | 4.1% | 2,786百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,361円 | 3,500円 | 4.1% | 3,500円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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