(2023/08/24)
ジャパン・ホテル・リート投資法人が、第24期(2023年12月期)中間決算(1月~6月)を発表した。 当中間期は、「雨庵金沢」と「相鉄フレッサイン新橋烏森口」を取得した。変動賃料25物件のRevPER(客室当たり売上)は12,628円と前年同期比108%増(コロナ前の2019年同期比では5%減)となった。主要オペレーターであるHMJグループとの賃貸借契約は、コロナ前の固定賃料+変動賃料の形態に戻る。これらに伴い中間期利益は4,896百万円となった。 中間期末時点のポートフォリオは43物件、資産規模(取得額合計)は3,739億円、有利子負債比率は41.4%。 下期(7月~12月)は、変動賃料25物件のRevPERが15,563円と前年同期比39.7%増、かつADR(平均客室単価)の上昇によりコロナ前の2019年を4.3%上回る想定。 特にHMJグループが運用する16物件の変動賃料が寄与し、通期予想は2月公表時より32%増益を見込む。一時差異等調整積立金より430百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,652円となる見通し。
第24期 中間期実績 |
(中間期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 11,288百万円 | 9,627百万円 | 17.3% |
中間期利益 | 4,896百万円 | 3,261百万円 | 50.1% |
1口当たり中間期利益 | 1,096円 | 730円 | 50.1% |
第24期 通期予想 |
(修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 24,928百万円 | 21,837百万円 | 14.2% |
当期利益 | 11,416百万円 | 8,628百万円 | 32.3% |
分配金総額 | 11,847百万円 | 8,958百万円 | 32.3% |
1口当たり分配金 | 2,652円 | 2,005円 | 32.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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