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マンション賃料動向(8月) No.1
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料について
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
(株)東京カンテイの「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」によると、2015年8月の首都圏・マンション賃料は、前月には6カ月ぶりに2600円を下回り、今月は前月からほぼ横ばいの2,590円/㎡となりました。
(株)東京カンテイの「三大都市圏・首都圏別/分譲マンション賃料月別推移」の賃料データは東京カンテイのデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計・算出して㎡単価に換算されており、集計対象はファミリータイプで、専有面積30㎡未満の住戸、事務所・店舗用は除外されたデータとなっています。
三大都市圏・首都圏の分譲マンション賃料月別推移
同データによると、首都圏の都県別で東京都(+1.0%、3,177円/㎡)、千葉県(+1.3%、1,525円/㎡)、神奈川県(-1.1%、2,024円/㎡)、埼玉県(-0.8%、1.581円/㎡)となっています。東京都においては前年同月比+4.5%となっており、今月で3カ月連続の上昇となっていますが、その他の県においては概ね横ばいとなっています。
近畿圏では前月比-1.5%の1,760円/㎡と3カ月連続下落し、直近1年間で最も低い賃料水準となりました。府県別でみると大阪府(-1.9%、1,851円/㎡)、兵庫県(-1.2%、1,625円/㎡)と大阪府は5カ月連続での下落、兵庫県では今年の最低値を更新しました。
中部圏では前月比-1.6%の1,554円/㎡、愛知県(-1.8%、1,574円/㎡)で、中部圏の前年同月比は+0.3%、愛知県の前年同月比は-0.3%と概ね堅調に推移しているようです。
三大都市圏・首都圏の分譲マンション賃料月別推移
同データによる首都圏主要都市の分譲マンション賃料は東京23区(+1.0%、3,314円/㎡)、千葉市(+-0%、1457円/㎡)、横浜市(-1.5%、2,129円/㎡)、さいたま市(-2.4%、1,735円/㎡)、大阪市(-1.2%、2,040円/㎡)、神戸市(-2.2%、1,739円/㎡)、名古屋市(-2.8%、1,656円/㎡)と前年同月比+4.7%の東京23区を除いては概ね下落傾向となっているようです。
出典:(株)東京カンテイ 三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移より