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2017年05月22日
サムティ・レジデンシャル投資法人
FISCO REIT REPORT
サムティレジ Research Memo(10):上場から3年間での資産規模1,000億円を目指す
――サムティ・レジデンシャル投資法人の成長戦略とその進捗
1. 成長戦略
同REITは、以下に掲げる外部成長戦略、内部成長戦略、財務戦略に取り組むとともに、当面の運用目標として、上場から3年間(2018年7月期)での資産規模1,000億円の達成を目指している。まずは、全体を俯瞰するために項目を挙げ、各戦略については後述する。
(1) 外部成長戦略
a) スポンサー開発物件の「S-RESIDENCE」の継続的な取得による資産規模の拡大及びポートフォリオの質の向上
b) スポンサーサポートによる物件取得
c) 資産運用会社独自のルートを活用した物件取得
d) 差別化されたポートフォリオ構築方針の活用
(2) 内部成長戦略
a) 既存設備の見直し等による資産価値及び収益率の向上
b) 運用コストの削減
c) サブリース契約を活用した収益の安定化
(3) 財務戦略
a) 借入期間の長期化と負債コストの低減
b) バンクフォーメーションの拡充
c) 将来的な格付取得
d)資金調達の多様化
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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