REIT注目記事

2021年03月16日

決算情報拾い読み エスコンジャパンリート投資法人

2021年1月期(第8期)決算説明会資料

今回取り上げるのは、2021年3月15日に開示されたエスコンジャパンリート投資法人(以下EJR)の8期(2021年1月期)決算説明資料です。
資産運用会社は、株式会社日本エスコンの100%子会社である株式会社エスコンアセットマネジメントにて、EJRは2019年2月に上場しております。

 

ポートフォリオ投資方針等

ポートフォリオ戦略等
投資方針

今後も継続的な人口集中が予想される首都圏、近畿圏、中京圏及び福岡圏の四大都市圏の商業施設に重点を置きつつ、地域住民の生活に根差した暮らし密着型商業施設を主要な投資対象とする。

物件タイプ

暮らし密着型商業施設を中心とする商業施設に80%以上、その他用途(ホテル・住居・物流施設等及びそれらの底地)には20%未満の投資を行う。 また、底地と土地建物に対する投資は、それぞれ50%程度とする。但し、物件取得に際し、一時的にその比率と異なる比率(概ね10%以内の乖離)となることがある。

投資対象エリア

四大都市圏に75%以上、その他地域には25%未満の投資を行なう。

第8期のトピックス

1.投資環境

当期におけるJ-REIT市場においては、新型コロナウイルス感染症の影響により上値の重い状況が継続していたものの、実際には稼働率低下や賃料減免が軽微にとどまり、増配となったREITも複数見られ、また、金融緩和政策の継続の見込みなどからも、東証REIT指数は徐々に上昇基調となり、当期末には1,800ポイント台半ばまで回復した。

商業施設においては、再度の緊急事態宣言発出の影響を受け、特にアパレル、飲食業、サービス業には厳しい状況が続く一方、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどの生活必需品を扱う業種は比較的堅調な状況となった。

2. 新型コロナウイルス感染症による影響 (決算説明会資料より抜粋)

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

3. 外部成長

当期における外部成長はなし。

4. 内部成長

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

5. 資金調達の概要

当期末時点の有利子負債残高は前期末不変の244億円、LTVは43.5%となっている。

 

主要指標(決算説明資料より抜粋)

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

エスコンジャパンリート投資法人決算説明会拾い読み

 

インタビュー記事一覧
記事一覧に戻る
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。
J-REIT情報open
記事・ニュースopen
ETFopen