サンケイリアルエステート投資法人が第4期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,849円

(2021/04/15)

サンケイリアルエステート投資法人が、第4期（2021年2月期）決算を発表した。 第4期は「S-GATE赤坂」を取得。新規物件の収益、ブリーゼタワー等のオフィスの賃料増額改定が寄与し、前期比12.5％増益となり、1口当たり分配金は2,849円となった。期末の稼働率は99.9％とコロナ禍でも影響はほとんどなし。 期末のポートフォリオは12物件、資産規模（取得額合計）は715億円、有利子負債比率は47.6％。 第5期（2021年8月期）は、期中平均稼働率99.3％を想定。固都税や修繕費が増加する一方、S-GATE赤坂の通期稼働、オフィスの賃料増額により、前期比0.5％増益を見込み、1口当たり分配金は2,862円となる見通し。 第6期（2022年2月期）は、テナント退去により期中平均稼働率97.8％へ低下することを想定。これにより前期予想比5.0％減益を見込み、1口当たり分配金は2,720円となる見通し。 引き続き、立地・スペックを重視したオフィスを中心に、商業施設や物流施設も視野に、資産規模1,000億円を目指す。