森ヒルズリート投資法人が第21期決算、虎ノ門ヒルズ及びオランダヒルズの取得、元麻布ヒルズの売却を発表

(2017/03/17)

森ヒルズリート投資法人が、第21期（平成29年1月期）決算を発表した。 第21期における物件取得はなし。前期に取得した「六本木ヒルズ」の通期稼働が寄与し、前期比1.2％増益、1口当たり分配金は2,606円となった。 期末のポートフォリオは10物件、資産規模（取得額合計）は3,398億円、有利子負債比率は44.7％。 併せて「虎ノ門ヒルズ森タワー」「オランダヒルズ森タワー」を8月に取得、「元麻布ヒルズ」を7月に売却することを発表。売買後の資産規模は3.7％増の3,525億円となる予定。 第22期（平成29年7月期）は「アークヒルズサウスタワー」のテナント退去等により賃貸収益の減少を見込むが、元麻布ヒルズの売却益411百万円計上により、前期比2.2％増益を見込む。物件売却益の一部を内部留保するも、1口当たり分配金は2,610円と前期を0.2％上回る見通し。 第23期（平成30年1月期）は、上記2物件取得による賃貸収益が増加するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比1.3％減益を見込み、1口当たり分配金は2,630円となる見通し。