産業ファンド投資法人が投資口の追加発行、5物件を取得

(2019/11/29)

産業ファンド投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2期連続。 発行口数は83,900口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,100口。これにより発行後の投資口数は4.8％増の1,880,016口となる予定。 調達額は134億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金の一部に充当する。 取得する物件は「IIF厚木マニュファクチュアリングセンター」の建物部分等、工場、研究施設、物流施設の計5物件、取得額は計253億円。 これにより取得後の資産規模は8.5％増の3,236億円となる見込み。 これらに伴い、第25期（2020年1月期）業績予想を修正。新規5物件のうち「IIF岐阜各務原ロジスティクスセンター」を取得。9月に公表した業績予想に対し営業利益ベースでは変わらないが、投資口発行費用の増加により、0.2％減益を見込む。投資口数の増加により、1口当たり利益分配金は4.8％減となるが、一時的に利益超過分配を増加し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,085円と変わらない見通し。 併せて第26期（2020年7月期）及び第27期（2021年1月期）業績予想を発表した。 第26期は、残り4物件の取得する。これにより賃貸収益は増加するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比4.8％減益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,800円となる見通し。 第27期は、第26期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比5.6％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,955円となる見通し。