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3278 ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が第22期決算、リハビリホームボンセジュール南千束の取得を発表
(2023/03/15)
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、第22期(2023年1月期)決算を発表した。 第22期は、投資口の追加発行を行い、「KDXレジデンス尾山台」等8物件を取得する一方、「KDXレジデンス東桜Ⅱ」を売却した。住宅の期中平均稼働率は96.7%と前期より0.4ポイント上昇。これによる賃貸収益の増加、物件売却益304百万円が寄与し、前期比11.4%。一時差異等調整積立金より20百万円を取り崩す一方、売却益より56百万円を内部留保とし、投資口数が2.4%増加するも、1口当たり分配金は4,257円と前期比3.8%増となった。 期末のポートフォリオは180物件、資産規模(取得額合計)は3,009億円と3,000億円を達成、有利子負債比率は50.2%。 併せて「リハビリホームボンセジュール南千束」を取得することを発表した。物件は、大田区南千束にある、2006年竣工、3階建の有料老人ホーム。総室数は50室。ベネッセスタイルケアが運用する。取得額は14.7億円。 第23期(2023年7月期)は、南千束を含め2物件を取得する。住宅の期中平均稼働率は96.5%と前期より0.2ポイント低下する想定。新規2物件に加え、前期に取得した物件の通期稼働が寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比4.1%減益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、利益剰余金より5百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,140円と前期比2.7%減となる見通し。 第24期(2024年1月期)は、非繁忙期に伴う礼金や更新料収入の減少、修繕費や信託報酬の増加により、前期予想比3.9%減益を見込む。一時差異等調整積立金より23百万円、利益剰余金より174百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,140円を維持する見通し。 引き続き分配金下限目標を4,140円に置くとともに、中期目標である2025年までに資産規模3,700億円、1口当たり巡航分配金4,300円を目指す。
第22期実績 | 第23期予想 | 前期比 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,936百万円 | 9,972百万円 | 0.4% | 9,948百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 4,593百万円 | 4,405百万円 | ▲4.1% | 4,233百万円 | ▲3.9% |
分配金総額 | 4,556百万円 | 4,431百万円 | ▲2.7% | 4,431百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 4,257円 | 4,140円 | ▲2.7% | 4,140円 | 0.0% |
<取得> | |||||
物件名称 | リハビリホームボンセジュール南千束 | ||||
所在地 | 東京都大田区南千束 | ||||
取得金額 | 1,470百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 4.0% | ||||
還元利回り | 3.5% | ||||
竣工時期 | 2006年12月 | ||||
取得日 | 2023年3月29日 | ||||
売主 | 非開示 |
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