インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が第11期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は390円

(2019/12/16)

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が、第11期（2019年10月期）決算を発表した。 第11期は、投資口の追加発行を行い「テクノウェイブ100」「音羽プライムビル」を取得。これにより賃貸収益は増加したが、前期の物件売却益がなくなったため、前期比1.9％減益。投資口数3％増により、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は390円と、前期比4.6％減となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模（取得額合計）は2,282億円、有利子負債比率は49.4％。 第12期（2020年4月期）は、前期に取得した物件の通期稼働や、既存物件の増収により、前期比0.6％増益を見込み、1口当たり分配金は393円となる見通し。 第13期（2020年10月期）は、固都税や減価償却費が増加するが、引き続き既存物件の増収が寄与し、前期予想比0.4％増益を見込み、1口当たり分配金は394円となる見通し。 年率2％程度の内部成長を中心に、引き続き中期目標である2022年4月期までに1口当たり巡航分配金400円～430円達成を目指す。