積水ハウス・リート投資法人が投資口の追加発行、2物件の追加取得を発表

(2017/05/09)

積水ハウス・リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は71,400口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,600口。これにより発行後の投資口数は8.4％増の969,000口となる予定。 調達額は約100億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「ガーデンシティ品川御殿山」、「本町ガーデンシティ」のホテル部分。2物件ともに既に一部を運用しており、追加取得となる。スポンサーである積水ハウスと賃料固定（一部収益連動）のマスターリース契約を締結する。2物件の取得額は212億円。これによりポートフォリオ全体の規模は12％増の2,007億円となる。 これらに伴い、第6期（平成29年10月期）業績予想を修正。2物件の収益が寄与し、12月に公表した業績予想に対し13％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は2,700円と4.2％上回る見通し。 併せて第7期（平成30年4月期）業績予想を発表。2物件の収益が通期寄与する一方、固都税や支払利息の増加により、当期純利益は前期予想と同水準を見込み、1口当たり分配金は2,700円となる見通し。 なお、第6期及び第7期末の有利子負債比率は40.8％程度と、増資前と変わらない見通し。