積水ハウス・リート投資法人が物件入替えを発表

(2019/09/27)

積水ハウス・リート投資法人が物件入替えを行う。 取得する物件は、東急田園都市線青葉台駅より徒歩9分に位置する、1990年竣工、6階建のファミリー向けマンション。築30年を経過するが、大規模修繕を実施済み。総戸数39戸、稼働率は100％。取得額は16.6億円。 一方、売却する物件は、JR横浜駅より徒歩7分に位置する、2007年竣工のマンション。5月末に一括貸しの大口テナントが退去し、8月末の稼働率は4.2％であったため、低稼働で継続保有するより、好条件での売却を決定した。売却額は30億円。会計上の売却益803百万円が発生するが、一部内部留保するため、業績予想の修正はなし。 なお、合併前の積水ハウス・レジデンシャル投資法人から承継した物件であるため、会計上の簿価と税務上の簿価が異なり、259百万円の税会不一致が生じるが、一時差異等調整積立金を取崩し分配する方針。