ヘルスケア＆メディカル投資法人が投資口追加発行、SOMPOケアラヴィーレ神戸伊川谷等10物件を取得

(2022/01/17)

ヘルスケア＆メディカル投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は3年ぶり。 発行口数は46,190口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,309口。発行後の投資口数は15.6％増の359,500口となる予定。 調達額は68億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「SOMPOケアラヴィーレ神戸伊川谷」等、有料老人ホーム9物件、サービス付高齢者住宅1物件の計10物件、取得額は計114.42億円。いずれも賃料保証のマスターリース契約を締結する。取得後のポートフォリオ全体の規模は17％増の784億円となる。 これに伴い第15期（2022年7月期）業績予想を修正。愛広苑壱番館ビルの一部テナント退去を予定するが、新規10物件の収益が寄与し、9月に公表した業績予想に対し20％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は3.8％増となる。減価償却費の20％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,347円となる見通し。 併せて第16期（2023年1月期）業績予想を発表した。新規10物件が通期寄与するが、減価償却費や資産運用報酬等の増加により、前期予想比2.1％減益を見込む。減価償却費の20％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,286円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第15期末及び第16期末ともに47.6％と、第13期（2021年7月期）末の48.1％より低下する見込み。