サムティ・レジデンシャル投資法人が物件入替え、業績予想を修正

(2019/01/25)

サムティ・レジデンシャル投資法人（SRI）が、スポンサーであるサムティと物件入替えを行う。 SRIが取得する物件は、名古屋にある「S-RESIDENCE葵」等、レジデンス5物件、取得額は計55.1億円。 一方、売却する物件は、大阪と名古屋のレジデンス、売却額は計49億円。 築年数の経過による修繕コストの増加や、賃貸マンションの需給環境の悪化を背景に、大阪と名古屋の2物件の売却を決定。従来は、資産規模の拡大を優先し、資産規模1,000億円まで物件入替えは行わない方針であったが、市況やポートフォリオの変化に伴い、今後は継続的に物件入替えを行い、売却益を投資家に還元する方針へ変更する。但し、売却のみは行わず、物件を入替えることによって、資産規模は拡大する方向。今回の物件入替えに伴い、資産規模は1.3％増の908億円となる。 これに伴い、第7期（2019年1月期）及び第8期（2019年7月期）業績予想を修正。 第7期は「S-FORT住道」の売却益188百万円により、9月に公表した業績予想に対し13％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,050円となる見通し。 第8期は「S-FORT山王」の売却益429百万円により、前回予想比35.3％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,474円となる見通し。