サムティ・レジデンシャル投資法人が公募及び第三者割当による投資口追加発行、住宅19物件を取得

(2022/07/15)

サムティ・レジデンシャル投資法人が、公募と第三者割当による投資口の追加発行を同時に行う。公募及び第三者割当による増資は1年ぶり。 公募による発行口数は30,466口、スポンサーである大和証券グループ本社及びサムティを割当先とする発行口数は37,111口、更にオーバーアロットメントによる売出口数が1,523口。これにより発行後の投資口数は9％増の838,726口となる予定。なお、第三者割当の発行価格は公募価格と同額とする。 調達価格は87億円を見込み、併せては発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「S-RESIDENCE京都竹田Dormitory」等、地方都市に所在する住宅19物件、取得額は計150億円。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は10％増の1,626億円となる予定。 これらに伴い業績予想を修正。 第15期（2023年1月期）は、新規物件の収益が寄与し、3月に公表した業績予想に対し13％増益を見込む。減価償却費の26％相当の利益超過分配を行い、投資口数が増加するも、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,752円と3.3％増となる見通し。 併せて第16期（2023年7月期）業績予想を発表した。前期予想比増収となるが、固都税、減価償却費、修繕費等の増加により、前期予想比2.4％減益を見込む。減価償却費の27％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,713円となる見通し。