三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が投資口追加発行、MFLP東名綾瀬等5物件を取得

(2023/07/31)

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2022年2月以来1年半ぶり。 発行口数は30,470口、オーバーアロットメントによる売出口数は1,530口。これにより発行後の投資口数は5.6％増の608,000口となる予定。 調達額は153億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「MFLP東名綾瀬」等、物流施設5物件、取得額は計310.9億円。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は8.7％増の3,898億円となる。 これらに伴い業績予想を修正。 第15期（2024年1月期）は、新規5物件のうち2物件を取得する。これにより3月に公表した業績予想に対し2.5％増益を見込む。投資口数の増加に伴い1口当たり利益分配金は2.9％減となるが、利益超過分配を増額し、1口当たり分配金は8,781円となる見通し。期末の有利子負債比率は36.5％を想定。 なお、第15期より分配方針を変更する。従来のFFO(当期純利益+減価償却費）の70％から段階的に引き上げ第18期（2025年7月期）に75％とする。 第16期（2024年7月期）は、5物件のうち残り3物件を取得する。これにより前期予想比0.6％増益を見込む。利益超過分配を増額し、1口当たり分配金は9,150円となる見通し。期末の有利子負債比率は39.2％を想定。 引き続き中期目標である資産規模5,000億円を目指す。