森トラスト・ホテルリート投資法人がコートヤード・バイ・マリオット東京ステーションの共有持分を売却、業績予想を修正

(2021/08/27)

森トラスト・ホテルリート投資法人（MTH）が、中央区京橋にあるコートヤード・バイ・マリオット東京ステーションの準共有持分5.5％を、スポンサーである森トラストに売却する。 コロナ禍を要因として営業収益が減少したことにより、金融機関との財務制限条項に抵触した状態が続いている。これを解消することを目的として売却を決定した。売却額は10.01億円。 これに伴い第11期（2021年8月期）業績予想を修正。物件売却益261百万円計上により、6月に公表した業績予想に対し28.5％増益を見込み、1口当たり分配金は2,408円となる見通し。 なお、MTHは残り共有持分94.5％を引き続き保有するとともに、売却する5.5％の再取得に関わる優先交渉権を取得する。