ザイマックス・リート投資法人が第6期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,911円

(2021/04/14)

ザイマックス・リート投資法人が、第6期（2021年2月期）決算を発表した。 第6期は、「ライフ福泉店」を取得。賃料減免要請を受けていたホテルビスタ仙台は賃料体系を一時的に変更し、11月以降固定賃料は発生せず、GOP連動の変動賃料のみとなった。これにより前期比10.2％減益となり、1口当たり分配金は2,911円となった。 期末のポートフォリオは13物件、資産規模（取得額合計）は341億円、有利子負債比率は34.0％。 第7期（2021年8月期）は、オフィスの稼働率を第6期末の97.0％に対し、94.7％と保守的に見込む。解約違約金収入が増加する一方、オフィスの減収やリーシングコストの増加により、前期比4.2％減益を見込み、1口当たり分配金は2,788円となる見通し。 なお、ホテルビスタ仙台のオペーレーターであるビスタホテルマネジメントが3月に民事再生の申し立てを行ったが、本物件は契約を継続する意向。 第8期（2022年2月期）は、オフィスの稼働率を93.5％を想定。ホテルビスタ仙台の固定賃料復活により、前期予想比2.8％増益を見込み、1口当たり分配金は2,867円となる見通し。